補聴器について

耳鳴りと補聴器、『ためしてガッテン』より

3月4日放送のNHK『ためしてガッテン』では、「耳鳴り」がテーマとして取り上げられました。

ちょうど放送日の午前中、社内で耳鳴りの研修をしていたため、タイムリーで非常に関心を寄せたテーマでした。

番組の「ついに!耳鳴りが治る 原因解明&治療最前線」というタイトルテーマからは、耳鳴りについて画期的な解決方法が見つかったのかと、期待と驚きで見ていましたが、実際は私の予想と違いました。

っというのも、補聴器業界では耳鳴りが補聴器で気にならなくなることは、以前から指摘されていたからです。そのため、補聴器ではない他の治療方法があるのかと期待していたのです。

しかし、耳鳴りについて関心のある視聴者の方々には、補聴器で解決できる可能性があることは、とても有益な情報であったのではないでしょうか。また、耳鳴りについての解説がとても分かりやすい番組構成でした。

耳鳴りの原因はさまざまです。そのため、当店ではお客様との対話、医師との連携を重要視しております。耳鳴りでお困りの方すべてが対象というわけではありませんが、この放送で補聴器をお試しいただく「きっかけ」になればと考えております。

補聴器が健康維持に

今週の「ためしてがってん(NHK総合)」をご覧になりましたか?

今回は風邪やインフルエンザ対策として、水分補給の重要性を取り上げていました。 その中で補聴器や難聴にも関わる気になったことがありました。 「堅いものを食べなくなったり、話す機会が減ると、口の筋肉が衰える」そうです。

最悪なケースとして、番組では口の筋肉の衰えは誤えん性肺炎のリスクを上げることも指摘していました。

対策として番組の中では口のトレーニングを推奨していましたが、難聴の方であれば、補聴器(イヤーサポーター)を使うことも大切です。

難聴になると、聞き返しが増えてしまうことで、「話すのが面倒」 「何度も言い直してもらうのは、相手に悪い」と思い、会話の輪の中に入らなくなります。 集まりや外出自体避ける傾向もあります。 しかし、これでは口の筋肉の衰えをまねき、不健康になるばかり。

どんどん積極的に外出して人とふれあう当たり前のことを出来るようにすることが、結局は健康の維持に繋がるのだと、あらためて認識しました。

難聴で最近疎遠になってしまった方が周りにいらっしゃれば、ぜひ補聴器をお薦めしてあげてください。

東京ヒアリングケアセンター 青山店 菅野 聡

「助け合い」の心

東京写真記者協会による今年の報道写真が発表されました。
今回は「見せましょう!日本の底力を。」と題した
電車を押してホームに転落した女性を救出した報道写真が
グランプリの協会賞を受賞したそうです。

「助け合い」は日本人を象徴する特長かもしれませんね。

イヤーサポーター(補聴器)でも同じことが言えます。
イヤーサポーター(補聴器)をつければ、何でも聞こえるようになると
誤解される方がいます。

イヤーサポーター(補聴器)をお使いになられている方に対しては
遠く離れた場所から急に話かけず、対面して会話をするな
ど周囲の方のサポート(助け)が必要になる場面もあります。

もちろん、出来る限りまで良い状態にイヤーサポーター(補聴器)を
調整する東京ヒアリングケアセンターのサポートも大切です。